1989年12月4日、七儀家に生まれる。
幼少時に両親とゴーストによる事故で死に別れる。
当時、祖父は退魔(要するに対ゴースト)の組織に常駐し、
唯冬は実家にて留守を守っていた。
本当ならば唯冬にも連絡があってしかるべきなのだが、
残念な事に彼が戸籍を持たなかった事が災いして、
その知らせは祖父によって齎されるまでは彼には知らされなかった。
その後、数年前に祖父・比呂貴と再会するまではずっと一人で生き延びてきた。
唯冬発見時の家の荒れようを見るに、
餓死すれすれの生活だったと容易に推測出来る。
家が山奥だった為、訪れるものも無く、
毎日が孤独と餓えとの戦いだったのだろう。
この間に能力への覚醒があり、
それに伴い唯冬の瞳も薄紅へと変化して行った。
余談だが、発見者の比呂貴から、
来訪者と一時的に接触したかもしれないという話が浮上している。
その痕跡が希薄な為定かではないが、
ジョブ「ナイトメア適合者」への馴染みようから、
ナイトメアだったのではないだろうか(非常にうさんくさい話ではあるが)
話を元に戻そう。
こうして比呂貴と再会した後、唯冬は彼に引き取られる事になった。
戸籍もここで初めて得る事となる。
当時相当なすったもんだが繰り広げられたらしい。
引き取られて以降は彼について杖術を習い、世間一般の常識を学び始める。
比呂貴の死後は、遺言に従い銀誓館へ。
義務教育を受けておらず入学も怪しかったが、
基礎学力が認められ高校進学可能となる。
なお、遺産の管理については弁護士である父親の友人に一任している。
≪七儀家について≫
明治頃、とある魔術師に師事した異端の仏教徒、
仏の教えを汚した者としてその名が見られていたが、
その後については戦争による文書の焼失で不明。
近年、某県某市の山中にある元寺院に居を構えていた事が判明した。
仏門から放逐された後で行く場所が無く、
やむを得ずここに住まわざるを得なかったのだろう。
捜索が行われた際、書庫からは独自にアレンジしたと思われる、
大量の魔道書や研究書が発見されている。
一族の人間は、退魔の組織と何かしら関わりを持っていたらしいが、
事情を知る者全てが口を閉ざし、さほど重要な事は分かっていない。
独自の裏ルートを所持していたようだ。
≪能力≫
料理と家事技能は主夫並かそれ以上。
農耕や狩猟についての知識も見受けられる。
ただ、食べる事を主眼にしていた為、
菓子類はそれ程上手くはないようだ。
魔術の知識だけでなく、近接または護身用として杖術を使う。
取り込んだナイトメアの名前は「Reaction」、通称「リア」。
実体化すると炎色の鬣と血色の目をした白馬になる。
夢の中では血涙を流す空の眼窩を包帯で隠した少女の姿をとっている事が多い。
現在魔弾を捨てている為もう出来ないが、
猫化時の種別は全体が白で耳や尻尾の先端がラベンダーグレイのターキッシュ・バンになる。
≪性格≫
人が好き。人が笑うところを見るのが好きな、人間信者で博愛主義者。
一人でいる事を好まず、いつも誰か近くにいないと落ち着かない。
その行動原理は「自分にとって快か不快か」の快楽主義。
「自分が人の悲しそうな顔を見るのが嫌だから」
「笑顔を見るのが好きだから」
大抵はそんな理由である。
今まで自分を基本に置いてきた為、多少強引。
モラルは低い方である。
また、感情表現やコミュニケーションは子供っぽいが、
考えは大人びて慎重を期している。
変人めいた振舞いと笑顔は自己防衛の一種。
内面は不安定だが、最近は落ち着きつつある。
最近、一部の人にSの片鱗を見せ始めている。
頭を撫でられるのは苦手。
両親と比呂貴と別れる直前、必ず頭を撫でられていたからだ。
ただ、銀誓館に入学して以降は大分慣れたので、
一瞬行動がとまるだけになっている。
≪戦闘≫
前衛での戦闘を主眼とした術士。
回避能力が高い。
遊びと戦闘の区別がはっきりとついてはいないので、
戦争ですら遊びの延長だと思っている節がある。
だからか、遊びでも戦争でも全力を尽くす。
戦う過程は好きだが、好きなのはそこまでで後はどうでも良い。
ある意味戦闘狂というべきか。
ゴーストは可哀想ではあるけれど倒すべきものとして認識している。
≪好き≫
友達、人の笑顔、娯楽、遊戯、料理
≪嫌い≫
蠢く大量の細かいもの、腐ったもの
【2008/03/24:更新】
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