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Locked→Unlocked(2):一つの錠前で閉じ込めた『  』

2008.05.29 12:45|宇気比真弓
慣れない単騎行をした所為かいつもより体が重い。
ボスを倒し終えた後、休憩をとることにして壁にもたれ掛かった。

息を整える間ぼんやりと天井を見つめる。



(いかん、ぐちゃぐちゃだし)

思考も、心も。
…それから浦雪の事をどう思ってるのかも。
.

31階。21階。11階。
エレベーターで下へと向かう。

自分以外に誰もいない所為か酷く静かだ。
ただ、今乗っている箱の駆動音しか聞こえない。

ポケットから携帯を出して時間を確認する。
予想以上に遅くなってしまった。

(今日はもうこれで帰ろ)

帰って、明日の分のテキストやらをカバンに詰めて、寝て。

(また、色々考えて寝られんのだろーけど)


そんな事を考えている内に、1階に着いた。
ほっとして外へ向かおうと足を向けた時、不意に足音が聞こえた。

誰だろう、と訝しむ間もなくその姿が見えて、虚をつかれる。






そこに、浦雪がそこにいた。



まさかここで会うなんて。

(思っとらんかったし…)
何ていうか、嬉しいのだけど気まずい。

(けど…これ、話し合うチャンス、なんじゃ)


「浦雪…丁度良かった」

多少ばかりの気まずさを振り切って、声を掛けた。
…が、それは彼女が身を翻した事で中途半端に終わる。



(何で…っ!?)

やっぱり、そんなに嫌われてたのか。

でも、このまま放っておけなくて。
すぐに浦雪の後を追った。


//


浦雪のこわばった顔が目に焼きついて離れない。
それにさっきから、どこもかしこも痛い。

痛いんだ。

原因は、分かっていた。
ただ、考えたくなかっただけで。
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Author:秋夜
ここの管理人。
本当は「みかさ しゅうや」だけど長いので略。

民俗学と日本神話とSFとミステリとアジアンなものにときめく節操なし。
無駄なトリビアを多数所持してます。

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